18.4×18.4×8.1H (cm)
大変珍しい貴重な作品です。魯山人(当時大観)が始めて焼き物を作ったのは、
大正4年(1915)に細野燕台に付いて、金沢の初代須田菁華のもとで絵付けをした事でした。
染付けで網と魚の図の焼き物は明時代から有りますが、赤呉須地に金彩の網手は魯山人の意匠でしょう。
鉢の見込みに赤呉須で鳳凰を描き、回りをその赤で覆い、高台の中に「魯」のサイン。
胴回りに金で網と2尾の魚丁寧に素早く描いています。魯山人32、3歳で作った素晴しい作品です。
・大正5年(1916)頃の作品
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